小児歯科とは、お子様に対して行う歯科治療のことです。お子様の中には歯科医院での治療を怖がる子もいますので、決して無理強いはせずに、その子の状態に合わせてゆっくりと治療するように心がけています。将来その子を「歯医者嫌い」にしないためにも、できるだけ痛くない治療、怖くない治療を行います。
当院では、お子様の大切な歯を病気から守るために、「フッ素塗布」「シーラント」「歯磨き指導」などを行っています。
むし歯菌の活動の抑制などに効果を発揮するフッ素化合物を歯に塗布し、お子様の歯をむし歯になりにくくします。また、フッ素化合物がイオンコートとして歯の表面を覆うことで、むし歯菌の酸によって歯が溶けるのを抑制します。フッ素塗布は生えたての乳歯や永久歯に対して高い予防効果を発揮するとされていますので、年に2~4回程度、定期的に受けさせてあげることをおすすめします。
むし歯になりやすい奥歯の溝を、フッ素化合物の樹脂で塞ぐことにより、歯をむし歯から守る治療です。永久歯に生え変わり始めたお子様などにおすすめです。
お子様の歯の状態に合わせて、歯ブラシの選び方や磨き方などを指導します。お子様にもわかりやすいように、丁寧にゆっくりと指導します。
「歯医者に連れて行って、治療を受けさせるのはかわいそう…」そんな風にお考えではありませんか?ですが、一般的にむし歯は初期段階であればあるほど、治療期間も短くなり、また、治療にともなう痛みも少なくなります。つまり、「かわいそう…」と思って歯科医院での治療をためらえばためらうほど、それだけお子様の負担が増す結果に繋がるというわけなのです。 ですので、決して「かわいそう…」とはお考えにならずに、お子様の歯が悪くなったら、すぐに当院まで連れてきてあげてください。